勤続はもう16年になります。入社してからあっという間な感覚ですけど。
現在は「鞣と染色」の工程を任されています。料理に例えるなら仕込みと下ごしらえ、に、なるでしょうか。
四季の変化の影響を最も意識して対応しなければならない現場です。経験とデータに基づく判断を的確に求められます。
レザー作りに於いては黒子的位置付けでしょうか。
でも、レザーのキャラクターを決定づける上でとても重要な仕事なんですよ。私の判断と選択が間違えば「仕上げ工程」が腕を振るえなくなります。それだけに自信とプライドを強く持って自分の仕事に臨んでいます。
プレッシャーは有るけど楽しい現場ですよ。